【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】 『自分自身と真正面から向き合い最後まで諦めない心を育む』

今日出来ない事は明日もできない

後回しにした事は、後で必ず自分自身に帰ってきます。塾生の皆には日々、自分自身と向き合い、精一杯もう一人の自分と真正面から戦って欲しいと思います。もう一人の自分はどんな敵よりも強い敵です。だからこそ、真正面から戦ってもう一人の自分に勝てるように努力してもらいたいと思います。

昨日の自分より、ほんの一歩だけ前に進む事を意識することの大切さ

一歩踏み出す、諦めない気持ちはスポーツ競技と同じ

勉強しよう、しなければ、皆思っていますね。誘惑に負け自分自身と向き合う事ができない、そういった事では、きっといつまでも自分の思い描く理想や夢は手に入れる事はできないでしょう。ダメだと思ったところからの一歩が大事です。昨日の自分より、ほんの一歩だけ前に進む事を意識して欲しい、私は日々そう思っています。ほんの一歩だけです。それは、つまり、自分自身に対して水分や養分を与える事です。しかし、その前に自分自身を知る必要がありますね。己を知らずしてどう戦うのか?まず、自分の実力を知り、自分の出来ない事を受け入れる事から始めましょう。謙虚で素直な気持ちになり、自分自身をごまかす事無く分析しましょう。今20点でも、最後に合格点に達すればいいのです。まず、自分自身の実力を十分に把握する。そして、計画を練ることです。この気持ちと小さな一歩が必ず現状を打破する活路を見出してくれるはずです。
私達、大人達も子供の頃から自分自身と向き合い何度も何度も戦ってきました。きっともう一人の自分に何度も何度も負けて、打ちひしがれ、その度に立ち上がり、また自分自身と向き合い、その繰り返しであったはずです。そして、どこかで、過去の弱い自分と決別してきたものです。私達も、受験前にこうすれば良かった、ああすれば良かったなど、一つや二つ必ず後悔という気持ちや失敗した経験を持っています。

「大人達は、自分自身が後悔したような失敗や後悔を皆にさせたくないから」
だからこそ、子供達へこうしなさい、ああしなさい、と指導します。

最後まで諦めないで共に頑張ることができる場所がある

大倉山藍田学舎を2008年に創設

今しかないこの時間を大切にして欲しい。生徒の皆を応援する誰もがそう思っています。そして、皆ならやれると信じています。そういった大人達の気持ちを理解し、今自分自身がいる環境を当たり前であると思う事無く、今与えられた環境に感謝しましょう。
私は、生徒の皆に、最後まで諦めないで共に頑張ることができる、最後の最後までつきあってあげられる、そういった場所を提供してあげたい、作りたいと思い、大倉山藍田学舎を創設しました。自分自身が受験生であった頃、こんな場があればいいなと思った場所です。 
私は、受験生時代を振り返ると、今、大倉山藍田学舎に通う皆の半分も勉強時間を作る事が出来ませんでした。家では勉強できない、もうこれぐらいでいいだろう、疲れたからもうここら辺にしておこう、友達との約束がある等々……、いい訳だらけの受験生時代でした。

「そして、大学生時代も同じ過ちを繰り返しました。結果、4年間の受験浪人と一年間の大学留年という不名誉な勲章を手にしました」

もう二度とあのような失敗はしたくない、しないと過去に決別する

2007年、4月28歳で大学院に行きました。2年間、それまでの失敗を繰り返さないように、代返やレポートの写し等、自分自身をごまかさず、真剣に真正面から自分自身と向きあい、卒業するまで一生懸命頑張りました。とにかく今までの自分と決別するために、当塾、大倉山藍田学舎を運営しながら、何日も夜通し寝ずに論文を書き、日中は生徒達と共に頑張り、歯を食いしばりました。自分への戒めとする為に、より過酷な状況に自分自身を置き、過去と決別しようという一念のもとに頑張りました。
両親、恩師、塾を運営する仲間達、当時の生徒達の協力なくして弱点克服はありえませんでした。今もその時の事を振り返るだけで、感謝の気持ちでいっぱいになります。私は、自分自身と真正面から向き合うことを、協力者なくして出来なかったと思っています。自分一人で戦った訳ではありませんでした。生徒の皆も、協力してくれるご両親がいて始めて、自分自身と真正面から向き合うことが出来るのだという事を自覚して欲しいと思います。感謝の気持ちを持つ事はきっと見えない力を生みます。覚悟を決めて頑張る時、その気持ちがきっと助けてくれるはずです。謙虚な気持ち、感謝の気持ちは、強い心を育むための水や栄養になってくれます。
今、私は、あの時、受験生の時、頑張れなかった自分へ、本当は頑張れる、本気になれば頑張れたんだぞと言いたい気持ちでいっぱいです。しかし、過ぎ去った時間は巻き戻せません。だからこそ、ご縁合って出会い共に頑張る生徒の皆、今後、出会うであろう未来の仲間達へ、私が過去の経験を通して学んだ哲学、自分自身と本気で向き合い、最後の最後まで諦めないで戦う心の尊さを魂を込めて伝えたいと思います。

昨日の自分に打ち勝つことが夢を実現させる一歩になる

宮崎選手と小野修一郎

明日は必ず来ます。だからこそ、昨日の自分に勝つことを繰り返し、自分自身と向き合いましょう。その積み重ねが必ずや夢を叶えてくれるはずです。
2009年~2013年大倉山藍田学舎所属 陸上選手 宮崎久選手が出場する陸上競技会を観戦しに行きました。大スランプに陥り、引退を余儀なくされていた日本陸上競技界100mの第一人者 パリ世界陸上 元日本代表 宮崎久選手をその4年で全日本第一線まで復活させたノウハウは、私達が生徒達と共に作り上げた『自分自身と真正面から向き合い、最後まで諦めないで戦う心』です。その魂の走りからポジティブなエネルギーを貰いに行きました。
2009年~2013年まで、大倉山藍田学舎では、2003年パリ世界陸上男子200m、男子4×100mリレー日本代表選手であった宮﨑久選手をバックアップしていました。 彼自身も陸上を続けていく上で、生活と競技の両立の難しさに悩まされていました。生活環境の維持と練習時間の確保は非常に難しい問題でした。生きていくためには働かなければならない、競技で活躍するためには練習をしなければならない、どちらが欠けても陸上競技を続けていく事はできません。引退か現役続行か、ちょうどそんな岐路に立たされていた時、私達は彼と出会いました。
ひとえに、宮﨑久選手の人柄の良さに惚れ込んだ事は言うまでもありませんが、宮﨑久選手がこれまでに培った最後まで諦めないで自分自身と向き合うこと、夢を持って進むことの素晴らしさを、地域に密着した私達の塾を通して多くの人達へ伝えたい、宮﨑久選手に競技を続けてもらいたい、そう思い支援致しました。そして、塾の哲学である『自分自身と真正面から向き合い、最後まで諦めないで戦う心』を胸に、宮﨑選手は日々自分自身と向き合い、日本の第一線まで復活しました。残念なことに日本代表に復帰することは叶いませんでしたが、競技こそ
変わりましたが、ボブスレーという新たな競技にそれまで培った走力と基礎体力をもとに、見事代表の座を勝ち取り、冬季五輪 ソチオリンピックに出場する機会に恵まれました。

『自分自身と真正面から向き合い、最後まで諦めないで戦う心』を持とう

教育もスポーツ同じ『自分自身と真正面から向き合い最後まで諦めない心を育む』こと

ひとえに、宮﨑久選手の努力は言うまでもありませんが、この夢の実現は、本学習塾の掲げる『自分自身と真正面から向き合い、最後まで諦めないで戦う心』を持ち、日々、次に起きうることを想定して物事に努めることであったと回想しています。受験、日々の学習、スポーツとこういったどのジャンルにおいても私たちの掲げた哲学は、成功突破するための共通項であると具現化できたものであると確信しています。まさに『小さな塾から世界へ』夢は諦めずに頑張り続けることで叶うものであるそう思っています。