【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『 受験直前期の整理と心構え ① 』

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『受験を目前にして今何ができるのか? ① 』

『受験を目前にして今何ができるのか? ② 』

『受験を目前にして今何ができるのか? ③ 』

『受験を目前にして今何ができるのか? ④ 』


いよいよ受験本番が迫ってきました。
しかし、「本番だ!」なんて思うと、堅くなってしまって力が発揮しきれません。
今まで頑張ってきたのであれば特に力む必要はないでしょう。
「これまでやってきたことが本番で出し切れたらいいな」という気持ちで臨んで欲しいと思います。

勉強でもスポーツでも、力んでいい結果がでることはないでしょう。
時として、プレッシャーが大きな力になることもあります。
しかし、何事にも平常心でいつも通りの自分を出す事の方が勝つための大きな要素となるのではないでしょうか。
狙って勝つことよりも、今の自分が持っている力を出し切る事の方が非常に大事なことです。

直前期の整理と心構え

次にこの時期、家族で何が出来るのか?ご家庭の受験生に対する応援の望ましい方法について考えてみます。

では、直前期の整理と心構えについて考えてみます。
まず勉強面に関しては、直前期になればなるほど受かるために何かを変えようと思いがちです。
しかし、直前期に新しい方法という意味での創意工夫に労力を費やすのは懸命ではありません。
そして何かを変えるべきでもありません。いつも通りが一番なのです。
もちろんこの時期になると、苦手教科は気になりますが、正直言って、苦手なものがいきなり得意になる事は滅多にありません。
それならば、得意な教科でしっかり点数が取れるように調整する方が直前期に限っては得策であると思います。
得意教科を6 ~ 7 割、苦手教科を3 ~4割ぐらいのつもりでテスト期に突入していくべきでしょう。

また、この時期に何でも沢山詰め込めば良い結果が出るというものでもありません。
受験においては、単に学力を上げることが得策ではないからです。
勿論学力が上がれば得点能力は上がります。
しかし、入試問題を解くための即戦力となりうる学力は簡単に上がるものではありません。

テストで使える学力を付けるためには、即戦力となりうる知識や解き方をinputし、その後、inputされた知識や解き方を咀嚼することで理解力を付け、その理解力が得点力のある学力となって発揮されるためには、それ相応の時間がかかるからです。
試験で発揮できる知識はその上でのoutputですから、昨日今日で養われるものではないということを自覚する必要があります。
また、直前期に長時間に渡って知識を詰め込まなければならない状況であることは非常に劣勢に立たされているということの裏返しです。

全体像をつかむことを意識する。

では、どうすれば状況が好転するのでしょうか?
私は、一つ一つの問題や分野にこだわることなく、出来ても出来なくても、覚えられても覚えられなくても一気に全体像をつかむことを意識して取り組むことをお薦めします。
全体像をつかむために、難易度を下げてでも世界史なら世界史の、生物なら生物の読み物(教科書や参考書)、薄い基礎問題集を一気にひたすらやるというものです。

そもそも、テストに出題される分野は何分野もある中から4~5分野です。
直前になって取り組んでいる分野が出題されたらラッキーぐらいに思うべきです。
ですから、確率的な問題ですが、多くの分野に目を通し視野を広くしておけば必ず出題される分野に一度は触れたことがあるという状況を作れます。
そこからは、運とこれまでの努力の結果であると思うのですが、見たことがある状態と見たことがない状態では試験中の心理状況にも得点率にも雲泥の差が出るでしょう。
ですから、今後テストまでの残された数日、どの教科も全力で全体像をつかむ努力をして欲しいと思います。
そして、全体像をつかんだ上で、更に気になる分野の強化に努められたらいいなと思います。

『 受験直前期の整理と心構え ② 』に続く

大倉山藍田学舎 小野修一郎