【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『GW明けから夏期講習までの過ごし方について④』

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『GW明けから夏期講習までの過ごし方について①』

『GW明けから夏期講習までの過ごし方について②』

学年関係なく「休み期間」は大事

中学3年生は、今年は受験だから夏休みが大事。そういわれますね。
しかし、夏休みは中学1年生も中学2年生も中学3年生も、みんな大事です。
そしてそれには共通の理由があります。それは「2学期に習う内容が難しいから」です。
特に英語や数学では、それが顕著に現れます。すなわち夏休みの学習状況で、2学期の状況は大きく変わるという事です。

1学期に習った事をきっちり復習し、さらには2学期に行われる内容を予習する事が大事です。
もちろん中学2年生・3年生は、今までに習った事を復習する期間にもなります。
夏休みは「今までの復習と2学期の予習をして、2学期に備えなければならない」と認識する事が大事です。
そして、ON・OFFの切り替えが大切です。夏休みの前から習慣付ける事でよいリズムを作っていきましょう

夏休みに差がつく理由

世間一般でよく言われる、「夏休みに差がつく理由」について考えてみます。
夏休みは当然、学校はお休みになります。にもかかわらず差がつくわけです。
塾に通う時間が増やせるのも理由としては大きいでしょうが、私が考える最も大きな理由は明らかに「自習時間の差が大きいから」であると思います。
いわば勉強時間の確保が大きな問題となります。学校がある普段の生活では、授業がある分どうしても自由に使える時間が限られるので差も限られます。
しかし、夏休み中は違います。自由に使おうと思えば朝から晩まで使えるわけです。

例えば、1日1時間勉強する人と6時間勉強する人とでは、差が5時間つきます。
夏休みが35日あるとすると35×5=175時間の差がつきます。175時間のイメージをさらに湧かせて見ましょう。
1週間にある教科の授業が5回あるとします。1授業50分として1週間で250分。1年間で学校に行く週は夏休み等を除くと大体42週ぐらいありますので1年間で受ける授業時間は、250×42÷60=175時間となります。
1年間でカリキュラムは終了しますから、計算上では夏休みの頑張り次第で1年間で習う教科分の差が生まれるという事になります。

そう考えると、上手に時間を使う子とただ漠然と気分で勉強したりしなかったりしている子の差が大きく出る事は、一目瞭然ですね。
自分がどうなりたいかを具体的にイメージし目的意識をしっかり持って勉強していく事を習慣化することが5月末から6月中にしておかなければならないことです。
前半戦をうまく乗り切るためにしっかりとした意識を持ち頑張っていきましょう。

大倉山藍田学舎 学長 小野修一郎

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