【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『中学生のGW中の過ごし方【2】』

前回ブログはこちらから。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

『中学生のGW中の過ごし方【1】』

前回のブログでは、GWの重要性と中学1年生のGWの過ごし方について書きました。
今回のブログでは、中学2・3年生のGWの過ごし方について書いていきます。

前学年の3学期内容を振り返りましょう。

現在、コロナ禍の影響でどういった学校行事のスケジュールになるか分かりません。
地域や学校にもよりますが、通常であれば特に中学3年生はGW以降、修学旅行やその準備で授業が少なくあまり進んでいない可能性が高くなります。
むしろ定期テスト直前に修学旅行に行く学校もあるでしょう。
つまり、1学期の定期テストは範囲が極端に狭くなる可能性が高くなります。 

まず、中学校はどういった形で定期テストを作るのでしょうか?以下に書き出してみます。

・テスト間際になって猛スピードで授業を進める。
・前学年の定期テスト終了後の2月〜3月の学習内容をテスト範囲に含める。
・中学2・3年生であれば、1年生からの復習もテスト範囲に含める。

つまり主要5教科は前学年の3学期に習った最後の内容もしっかりと復習しておく必要があります。
全体的な流れは上述しましたが、では主要な5教科について具体的に考えてみたいと思います。

1.数学・英語・国語について

学校のワークや日々使っている家庭用の参考書・問題集等を使って勉強する場合、数学・英語・国語は学習した単元までの総復習を取り組んでみましょう。そして「テスト対策用間違え直しノート」を作って、間違えた問題を解き直していくことをお勧めします。 

テスト対策用間違え直しノートは、問題集を解き、解けなかったところをもう一度解きなおす為のノートです。
数学は間違えた問題を写し、正解を見ないで再度解いてみます。英語は書けなかった単語や英文を練習して覚えます。
国語の文法問題や漢字練習なども反復演習をしましょう。

2.理科・社会について

理科・社会は主要3教科に比べ暗記要素が非常に高い教科です。
そのため習った分野の暗記を試みていない状態での演習はあまり意味が無いでしょう。
ですから、まず習った分野の暗記を試みるところから始めてからワーク等の演習をすることが望ましいでしょう。

記憶の定着のために、GW中に反復練習をしっかり行う

ここで暗記→演習の工程を踏むことは、1ヶ月先の定期テストに向けて非常に大事な事になります。
教科の種類に限らず「一度触れたことを再度勉強することは非常に効率的なこと」です。記憶の定着率が圧倒的に違うからです。
そしてテスト対策用間違え直しノートを作り、解き直し、重要事項の反復練習をすることをお勧めします。

せっかくのGWという連休ですから、計画的にしっかりと目標を立てて取り組んでいきましょう。

大倉山藍田学舎 学長 小野修一郎

【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『中学生のGW中の過ごし方【2】』”へ1件のコメント

この投稿はコメントできません。