【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『塾の選び方・選ぶポイント【1】』

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『中学生のおすすめの通塾開始時期について』

塾に行けばいいわけではない。

今回は集団指導塾と個別指導塾に関して比較してみようと思いますが、
前提として「塾に通えば、必ず成績が上がる」わけではありません。
集団指導塾、個別指導塾にはそれぞれの特徴とメリット・デメリットの点があります。
学習塾について事前にしっかりとした調べをし、本当にお子さんのためになる塾を選んで欲しいと思います。 
塾選びで迷っている中学生や保護者の方は是非参考にしてみて下さい。

①:集団指導塾について

集団の一斉型指導の塾は学校と同じような、教室での大人数の授業型です。 
そういった多くの学習塾は、先生が黒板を使って指導し、生徒が説明や解説を聞くという形式です。 
集団指導塾のメリット・デメリットを考えてみましょう。 

<集団塾のメリット> 
・成績順に座席が決まるなど、競争意識をあおる点 
・志望校のレベルによるクラス分けなどがある。 
・先生が分かりやすい授業でグイグイ引っ張っていく点。 
・仲間意識や一体感が出やすい。 

<集団塾のデメリット> 
・積極的な子でないと質問がしにくい。 
・一人一人の生徒の特徴に合わせてもらえない。 
・科目選択の自由がきかない。 
・ある程度の学力がないとついていけない。 

②:個別指導塾について

現在は集団指導塾よりも個別塾が圧倒的に多いのが特徴的です。 
個別指導といっても、先生対生徒が、1対1、1対2、1対3など「個別」の定義は様々です。家庭教師は「究極の個別」と言ってよいでしょう。 
個別指導のメリット・デメリットを考えてみましょう。 

<個別指導のメリット> 
・一人ひとりの学力に合わせた指導 
・消極的な子でも質問がしやすい 
・わからないところまで戻れる 
・科目や時間の自由度が高い 

<個別指導のデメリット> 
・講師は大学生が多い 
・子供達が先生に依存しやすい 
・集団に比べて費用が高い 
・競争意識が育ちにくい 

個別指導塾は、年々増える一方ですが、その分、人手不足でもあります。 
現実は、大学生のアルバイトの先生中心です。  以上のように一斉指導、個別指導、どちらにもメリットとデメリットがあります。

塾選びの本当に大事なポイント

私は長年学習塾を経営していますが、塾選びで一番大切なポイントは、

『通いたいと思う塾がお子さんに合っているか』です。 

例えば、大人しい内気な子が一斉指導塾に通っても教室の雰囲気や授業のスピードに圧倒されてしまうでしょう。 
活発で頑張り屋な子なのに、静かな雰囲気の個別指導の塾の教室の雰囲気は合わないと感じてしまうこともあります。 
塾は「本人と先生との相性」が一番大切で、相性がよければ集団授業であるとか個別指導であるといった境界線もなく、成績は伸びます。
逆に相性が悪いと、伸びる子も伸びないのです。

次回 『塾の選び方・選ぶポイント【1】』に続く

大倉山藍田学舎 学長 小野修一郎

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