【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『成績を上げるため最優先すること②』
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梅雨入り目前、暖かい日が続いていますが、まだ、昼間と夜の寒暖差がありますね。
体調を崩さないように気をつけたいですね。
学生にとっては、これから中間テストに向けて気が抜けない期間に入ります。
体調管理にも十分気を遣い受験まで走り抜けましょう。
受験勉強は暗記から思考力へどう転換させていくか
高校受験は、まず暗記中心の勉強から始まります。
英語にしても社会にしてもまず暗記から始まり、単語や言葉などを必死に覚えることで問題が解けるようになります。
また数学においても、公式や解き方を覚えてからその後に類題を思考力も加味して解きます。
そして反復して問題を解く事で単元ごとの数学に対する考え方が身に付き、次第に別の問題にも覚えた解き方を適用できる様になっていきます。
色々な問題を闇雲にやっても数学的思考力を向上させることは非常に難しいでしょう。
暗記するためには時間が何よりも大切です。
だからこそ、より多くの問題やより多くのもの覚えるために勉強時間の長さはどうしても必要になってくるのです。
何事も継続することは難しいもの
やる気や根気といったメンタル的なものも、毎日コツコツ努力することも、工夫をしなければ基本的に長続きしないものです。
三日坊主とは言わないまでも、受験勉強を始めて「最初はやる気があったけど徐々に落ちていってしまう」といったことはよくあることです。
何がなんでも「この高校・大学に行きたい」といった明確な夢や目標を持っていたとしても、継続した努力をするモチベーションを高く保ち続ける事はとても難しいです。
しかしやる気や努力する気持ち、根気をコントロールすることが出来なくても、日常的な習慣をコントロールする事は出来るのではないでしょうか?
最初は机に座って勉強するための「やる気・根気」が必要です。
しかし、これを毎日継続していくと次第に勉強することが生活の一部、すなわち日常的な習慣になってきます。
まるで歯磨きの様に勉強しない時があれば落ち着かなくなるのです。
つまり勉強を習慣化する、いわば非日常的なものを日常的にすることができれば、歯磨きをすることと同じくらい簡単になり「勉強をする為のやる気」はほとんど必要なくなります。
勿論、やる気があまり無い状況で勉強し続けることは辛いことでしょう。
しかし、机に座って問題集を広げる事さえ出来れば、基本的には勉強を始められるものです。
これを継続するだけで日常習慣は大きく変わってきます。
スタートダッシュでは、継続して勉強する事が最優先事項となるでしょう。「習うより、慣れよ」継続は力なりですね。
大倉山藍田学舎 学長 小野修一郎