【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『勉強効率を上げるための自分に合う環境について』

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『成績を上げるため最優先すること①』

『成績を上げるため最優先すること②』

この時期になると、定期テスト、夏休み中、定期テストとあっという間に時間が過ぎ、気が抜けない期間にはいります。
前回、学力について考えを述べてきました。学力アップは一般的に「勉強時間×勉強の質×やる気」で上がると述べてきたと思います。
一方で、学力アップに関わるこれら3つの要素に大きく影響を与えるのが”勉強する環境”であると考えられます。
今回はこの”勉強する環境”について考えていきたいと思います。

勉強に適した環境とは

一般的に勉強する環境として、一人で、友達と、また、自宅で勉強出来る人、自習室や図書館でないと勉強できない人、塾でしか勉強できない人、それぞれです。しかし、普段どのような環境で勉強しているかは、学力向上において非常に大事な要素となります。

つまりは、人数と場所の組み合わせで”環境”を作られます。しかし、テストは一人で受けるものです。どういったコンセプトでどうしたいかを明確に日々の習慣づくりを含めた環境づくりをしていかなければなりません。

自分にあった環境を探す

では、一体どのような環境が自分に合っているのでしょうか?
そういったこと模索するために、あえて”自分がどういう環境だと集中しないのか?”を見つけることが非常に重要です。

例えば、
「誰もいないところで1人で勉強をすると誘惑に負けて、さまざまなところに気が散在し集中できない。」
「友人達と勉強をすると結局は話してばかりで集中できない。」
「自習室や図書館が空いていない時に、ファミレスや喫茶店で勉強すると周りが気になり集中できない。」 

こういった普段の勉強で自分が集中していないケースを認識しましょう。
それは工夫や意識次第で改善できるものなのか?環境を一変しないといけないものなのか?そういった事を考え工夫することで自分に合った最善の環境を探すことができます。 

例えば私の場合、他人がいる環境で勉強すると友人が何をしているのか気になり、結局友人と話してしまい、パフォーマンスは下がります。
下がるどころか、お互いの足を引っ張りかねないものになります。

しかし、私は自宅で1人で勉強をすることができませんでした。
あまりにも誘惑が多く、自習室や図書館でないと勉強できなかったのです。
また、私の場合は難しいものでしたが、友人と勉強することで分からないところを聞けたり、お互い競い合い、切磋琢磨し勉強できることなどのメリットもあります。メリットもデメリットも個人によって異なるものですから注意は必要です。

勉強に集中するために

上記で色々と勉強に関する環境について考えてきましたが、私が良いと思う環境はやはり塾であると考えます。
勿論、私自身塾を長年経営しているという観点からも思うのですが、塾という環境は勉強をすることが目的であり、非常に勉強するのに適していると言えるからです。
自分専用の机で勉強し、分からない時は先生に聞くという習慣だけで他の人達に環境面でも実力も差を付ける事ができるでしょう。
私は、友人共に勉強することや自宅で勉強ができなかったので、自分がこういう塾があったらいいなと思う塾を作り上げました。
例えば、長時間、塾でありながら自分の机のように、終わるまで、わかるまで勉強出来る環境です。
学力アップに最も影響を与えるのが勉強時間だと思うからです。
その勉強時間のうち大部分を占める”自学”が、塾で出来るならば、そんな幸せなことはないでしょう。

大倉山藍田学舎 学長 小野修一郎