【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『今すべき行動で現状打破するには ① 』

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『大学受験における文系と理系の選び方 ① 』

『大学受験における文系と理系の選び方 ② 』

何か事を成す事ために必要なのは

「行動が大事。行動しなければ何も始まらない。」普段様々な場面でそんな言葉をよく耳にします。

それは当たり前のことであり、確かに行動しなければ何も始まらないでしょう。
良い考え・良いアイディアを沢山持っていても、行動つまり実行に移さなければ、何か事を成すどころか、何も始まりません。
こういったことはよく自分自身にも起こりうることです。しかし、考えた末にいざ行動をしようとなってみても二の足を踏む事になってしまいます。
そして、「あの人は、口ばかりで行動しない」「実行力がない」といった形で指摘されてしまうでしょう。

せっかく良いアイディアがあるのに、行動しない。
そういったことでは、自分自身を取りまく環境どころか、自分という現実もまったく動かないままでしょう。
更に、悪循環のスパイラルに入り込んでしまえば、行動意欲自体がなくなってしまうでしょう。

そういった悪循環のループから脱け出すためにはどうすればよいのでしょうか?

また、行動が必要なことは分かっていても、この現実に現実で身動きできない状態の人が、迅速に行動して新たな現実を切り開いていくにはどうすればよいのかでしょうか?
私は、そういった場合、まず、自分自身が行動できない理由、行動をためらわせる要因、しっかりと明確にすること。
目標を定めてゴールを作ること、どこまでが現実でどこまでが想像なのかをしっかりと区別することを行うようにすることをお勧めします。
少なくとも何らかの要因があるということを知っておくことが大切だということです。

「行動」と「結果」を切り離すこと

行動をためらわせるもっとも単純な理由は、やはり「失敗」への恐怖や不安、そして怠慢な心です。
行動には結果が伴います。言葉で理屈を言ってる限りは責任は発生しません。それは、行動には結果と責任が生じるからです。

定期テストの勉強、模擬試験の勉強、友達との約束等、いずれにせよ行動には何らかの結果が伴います。
期待が大きければ大きいほど不安になります。
「失敗してしまったら評価が下がる」「うまく行かなかったら恥ずかしい」と「結果」に対する不安や恐れや心配が自分の中にあることが行動への意欲を奪います。

しかし、それはごく自然なことであると、誰もが抱え、苦しんでいるものである、自分一人だけではないというように認識することが大事なことです。
「結果は結果で、行動は行動である。」それらは別々のものであり、とにかく行動しようと一歩踏み出すことが必要です。
つまり、行動と結果を切り離すということです。
そして行動した自分自身をまず褒めること、果報は寝て待て結果は後のお楽しみに取っておくことにすべきでしょう。

まずは「行動」とその「結果」を思考し連動させない。
人が行動できないのは、行動する前に結果が失敗するかもしれないと予測するからであって、結果は後からついてくるものだから成功しても失敗しても今できることやったからどちらでも良いとすれば「行動した」という一つのプラス的な思考しか残らないことになります。

そういったある種ポジティブな考えを持つことで「結果」迅速な行動がしやすくなるでしょう。

『今すべき行動で現状打破するには ② 』に続く

大倉山藍田学舎 学長 小野修一郎