【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『「つまらない勉強」から「楽しい勉強」へ①』
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「受験勉強しているが勉強がつまらない、辛くて仕方がない。」
「あの人はどうして充実した顔をしながら勉強できるのだろうか?」
「どうして楽しそうに勉強について話をするのだろうか?」
「勉強が面倒・退屈・大変だしやりたくない」
などと思いながら、いやいや仕方なく机に向かって勉強していませんか?
そういった面持ちで勉強をしていると、成績はなかなか上がっていきません。
むしろ同じ時間勉強をしていても、効率良く前向きに勉強しているライバル達に差をつけられる一方です。
そこで今回は、「つまらない勉強」が「楽しい勉強」と思えるようになる方法について考えてみたいと思います。
なぜ勉強を「つまらない・辛い」と感じてしまうのでしょうか?
そもそも、なぜ私たちは勉強を「つまらない」と感じてしまうのでしょうか。
理由はいたってシンプルです。
自分自身にとって「勉強する意味」や明確な目標・ゴールを設定せずに勉強をしているからではないでしょうか。
例えば、法科大学院や医学部に在籍していたならば、「弁護士になる」「医師になる」のように、勉強する意味とゴールが明確です。
ゴールが明確であれば、ゴールするために必要な物(知識)を揃えて進むだけです。
しかし、「2年後の受験のため」・「いい評価を得るため」・「やらなければならないから」のような目的は目標・ゴールとしては少しざっくりしすぎています。
そのため、勉強する意味が不明確になりやすいのです。
途中でゴールすら見えなくなると、「何のために進んでいるのか」が分からなくなり、「苦しい・つまらない・やりたくない」と感じてしまうのです。
物事には明確な目標・ゴールがあってこそ、意味を持つ
以前「どうして勉強しなくてはならないのか?」といったコラムを書きました。
様々な疑問を抱く中高生へのメッセージの中で、「目的を持たずして高校・大学に進み、就職することは何も意味を持たない」と論じてきましたが、やはり勉強をする意味に関しても、明確な目標・ゴールがあってこそ意味を持つもので、楽しく勉強を続けていくための重要な要素となります。
「勉強が楽しい」と「勉強に没頭できる」ことはまさに両輪の関係になるでしょう。
勉強に楽しさを見いだせれば没頭することができ、没頭できればさらに楽しくなって、もっと没頭することができる、そんな好サイクルが生まれるものです。
そうして勉強に打ち込むことさえできれば、効率的よく成績は向上するでしょう。
まさに成績が上がれば、 勉強はより楽しいものへと加速的に変貌をとげるでしょう。
次回 「どうやって勉強に没頭し楽しいと感じる要因を作りだすのか?」に続く
大倉山藍田学舎 学長 小野修一郎