【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『勉強してもわからないとイライラする理由は?③』

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『勉強してもわからないとイライラする理由は?①』

『勉強してもわからないとイライラする理由は?②』

勉強中に「わからない」とイライラすることを改善するためには?

勉強がわからないでイライラしてしまうときはどうしても出てきてしまいます。
そういう時はいったん冷静になり、前回と今回ご紹介する方法を試してみましょう。
つまずいている原因がわかれば、案外あっさりと解決するかもしれません。 

【4】理解するために図を描いてみる

「まず図を描いてみる」という方法は、物事の因果関係や関連性が「見える化」されるので、物事を整理し理解することを容易にすることができます。
特に派生していくものを覚える時や、数学的なものを解くときでも、文章から式化する為の情報を整理するのに役立ちます。
また、混乱するような情報量でも図式化することで自身の咀嚼理解を促し、頭に記憶しやすくなります。
世間一般では、知識を図で整理する方法の代表例として「マインドマップ」や「数直線グラフ」等の、状況に応じて様々な図を取り入れながら手を動かしていくことが、効率的でありストレスがかかりにくい状況を生み出します。

【5】他人に上手に説明することを考える

「学んだことを人に話す」という事は、人に説明するためにまず自分が得た知識を整理しなければなりません。
自分がわからないことは人に説明できないので、「うまく説明できないな」と感じた部分は、理解が不十分だということです。
もし内容を完全に理解していれば、説明も簡単です。
つまり、内容を説明が出来ない部分は、まず自分で調べ直し、考え直す必要があるのです。
人に説明することを通して、「説明出来ない=わからない」が「説明できる=わかるようになった」と変わっていくのです。

授業を受けている時から、先生の説明を聴いて「自分だったらこう説明する」とか「わからない人にはこう説明すべきだな」と考えてインプットすることも有効な方法でしょう。 
人に説明する時は、自分と比べて「レベルが高い人」と「レベルが低い人」の両方と話すことが本来望ましいでしょう。先生や先輩等の自分より学習レベルが高い人は、間違いを正してくれたり、知らないことを教えてくれたりするため、自分自身のレベルを引き上げてくれます。
友達や後輩等の自分より学習レベルが低い人の場合、わかりやすく言い換えたり、例え話を使ったりして伝えることを通じ、知識を定着させることができるからです。 

イライラしても物事は出来るようにならない

勉強に限らず、自分ができない時にイライラしてしまうことはある種当然のことだと思います。
自分が「やりたい・上手くなりたい」と思い努力をしても、「出来る・上手くなる」様にならなかったら、「あれだけ勉強・練習したのに無駄だったのか」などと思ってしまうでしょう。
余程の事がない限り、勉強・練習したことが無駄になることは殆ど無いと思っています。
勉強・練習を一生懸命した経験は必ずどこかで何らかの形で活きてくるはずです。
逆にイライラして勉強・練習を投げ出したり辞めてしまった場合、良い事は何もありません。
だからこそ勉強中にわからないとイライラしてしまうときは、まず今の自分と真正面から向き合いましょう。
そして上述したような方法を含め自分自身で創意工夫し試してみましょう。
原因を解明し、工夫することで解決の糸口に繋がるはずです。

大倉山藍田学舎 学長 小野修一郎

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