【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『子どもの学力を伸ばす方法【2】』
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前回のブログでは、「自分で解けた、出来る、楽しい」と思わせるためのコツと注意する点の4つの内、
1.初めて習う分野・単元はしっかりと仕組みを理解させ「インプット」させる
2.必ず自分一人の力で問題を解く時間を作る
について書きました。
今回は残りの2つを書いていこうと思います。
3.問題が解けた時には必ず誉める
子供達が問題を解き、その問題を正解したら「必ず褒めてあげること」が非常に大事なことです。
大袈裟なくらいに褒めてあげるのも効果的でしょう。成功体験は必ず子供達の向上心につながります。
褒められて嫌な気持ちになる子供はいないと言っても過言ではないでしょう。
大抵の子供達は「もっとがんばろう、次も正解できるようにしよう」とやる気を持つようになるものです。
また、自分が頑張っていることを見てくれている人がいるというのは子供達にとってモチベーションが上がるものです。
4.問題を間違えた場合でも決して頭ごなしに怒らないこと
ここで気をつけるべきことは問題を間違えてしまった場合にも、決して頭ごなしに怒らないことが大事です。
間違っていたとしてもここまでは正解しているから「次は絶対に解けるよ、大丈夫だよ」と前向きな言葉を掛けてあげるようにしたいですね。 子供たちは「楽しいと思うこと」に対して、自分から進んで勉強する姿勢が身につくようになるはずです。
逆に人から言われて勉強をしてもやる気も集中力も続かないものです。
自分自身で率先して勉強するからこそ目的意識も生まれ、成績も伸び、向上心も上がるのです。
子供達の勉強の悩みの解決法
子供達が自身の意思で率先して勉強するようになると、保護者の方も「勉強しなさい、もっと頑張りなさい」という言葉の回数が減ります。
当然、子供達も怒られる回数が減るためお互いがストレスのない環境下で過ごす事ができます。
本来、子供達にとってはやりたくない勉強を無理やりやらされることほど、ストレスになることはないでしょう。
親御さんも自分の意思を一方通行でお子さんに押し付けて怒るのではなく、子供たちの傍で頑張る姿を適度な距離感で見守ってあげる事を優先しましょう。勿論必要な時に「叱る、褒める、励ます」というような形で、子供達にとって前向きに勉強に取り組むことが出来るような言葉をかけ続けてあげることが何よりも大切になります。
楽しい、嬉しいといった気持ちが成績を伸ばすこと、向上心、モチベーションアップに一番つながるのです。
大倉山藍田学舎 学長 小野修一郎