【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『大学入学共通テスト後の勉強法と注意点③』
前回ブログはこちらから。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
共通テスト後の勉強に関する注意点
共通テストの勉強法についてお話してきていますが、勉強をする際の注意点を以下にまとめておきます。
5.出願校を変更するときに気をつけたいこと
変更を検討している場合は、偏差値や大学入学共通テストの成績だけにとらわれず、その大学についての幅広い入試情報を見ておきましょう。
■試験科目と出題内容
私大、国立にかかわらず、今まで共通テストに向けて勉強していたため、私大の一般試験、国立二次試験においての出題傾向がどのように変わってくるのかをしっかりと確認する必要があります。
■大学入学共通テストと2次試験の配点比率
国立への出願をする人たちは、大学入学共通テストの比重が高ければ、大学入学共通テストの成績によって合否が決まりやすくなります。
2次試験の比重が高ければ、大学入学共通テスト後の2次試験でどれだけ得点できるかが重要です。 大学入学共通テストの結果があまり良くなくても、2次試験で巻き返しを図ることも可能となりますので、先々の目標を共通テスト終了直後の今のうちに計画を練るようにしましょう。
■昨年度の合格者成績
私立、国立問わず2次試験で、後どれだけの得点をすれば合格に近づくのかを見極めましょう。 やみくもな努力ではなく、数値目標に基づいた戦略を立てることで、努力の方向性がある程度決まります。
6.「大学入学共通テスト利用入試」を有効活用しましょう!(私立大学受験生)
大学入学共通テストの成績だけで出願できる入試が私立大学で数多く設けられています。わざわざ会場で受験することがなく、しかも受験料も一般入試に比べて安めであることが多いです。 国公立大学の併願として、または第一志望校の合格チャンスを少しでも増やすため、出願を考えてみましょう。
■大学入学共通テスト利用入試の注意点
<募集人員が少なく、難易度は高い>
少ない枠に多くの受験生が出願するため、合格に必要な得点は自然と高くなります。普段から大学入学共通テスト対策をしっかりとやってきた人向きと言えます。 共通テストが終了した今であれば、テスト結果をもとに考えましょう。共通テスト前に出願済みの大学に関しては、人事を尽くしたので天命を待つしかないでしょう。
<大学入学共通テスト実施前に出願を締め切る大学もある>
一部の上位大学では、大学入学共通テスト実施前に出願を締め切るため、自己採点で結果を見てからの出願ができません。そのため、去年の入試データや模擬試験の成績をよく確認し、慎重に出願した方が良いでしょう。 自己採点後でも出願できる大学もあるので、各大学の入試情報はよくチェックし、出願を考えましょう。
最後に
周りに流されないでください共通テストの結果が出ていない人によく見られる傾向です。
「こんなに一生懸命やったのに結果が出なかった…。」
「もう行けるところでいい…。」という気持ちではいけません。人間は皆、志しが小さいと、どうしても楽な方に流れてしまいます。しかし、苦しみを乗り越えてこそ真の喜びが待っています。たとえ共通テストが悪くても、1月後半からはじまる私大一般試験、2月後半から3月には国公立の二次試験があります。二次試験の配点が大きいところでは逆転も期待できますので、共通テストの結果で一喜一憂することなく、残されて時間の中で二次試験の対策を行ってください。
大倉山藍田学舎 小野修一郎
LINE公式アカウント追加はこちらから
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓