【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『「つまらない勉強」から「楽しい勉強」へ ②』

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『「つまらない勉強」から「楽しい勉強」へ①』

どうやって勉強に没頭し楽しいと感じる要因を作りだすのか?

勉強に没頭し楽しいと感じるためのきっかけをつかむには、一体どうすればいいでしょうか?
私がこれまでの指導経験の中で効果的だと思うことは、勉強のスケジュールや勉強した履歴をしっかりと毎日記録するノートを作ることです。

記載方法はいたって簡単です、日付の横に勉強した内容、時間を記載するだけです。
「昨日は◇分、今日は◇分、今週は、今月は」と時間を視覚化することで達成感や満足感を得やすいものにします。
そして、ポイントを貯める感覚で勉強時間を積み重ね、自分自身の行った勉強を数字で視覚化していくと子供達が、勉強に没頭し楽しいといった感覚を得やすくなります。
また、「〇〇を買いたいから△円貯めよう」と貯金するように、勉強の合計時間が目標に到達した時、自分自身に何かご褒美的なものをあげると、より大きな達成感とモチベーションにつながるのではないでしょうか?

「1週間の勉強時間が30時間を超えたら、1カ月の勉強時間が120時間を超えたら自分自身へのご褒美に〇〇を買う」等、勉強時間と内容を記録することで、「つまらない 辛い」と感じていた勉強が楽しいと感じ、没頭できるのならばどんどんトライしていくべきでしょう。

勉強ノートに日々やった事を記録をしていく。

塾生達には常々、勉強ノートやスケジュール管理を行うよう促しています。
また当塾では、週・月ごとのノルマを決めて、週おきにノルマ達成までの距離感をみています。

日々心掛けているのは、その日のことは忘れないうちにその日にきちんと記録できるよう、1日の終わりに書くことです。
また、抽象的な言葉はなるべく避け、具体的に些細なことでも記録するようにしています。
この1日の振り返りとやったことの視覚化は、目標に向かっていくために非常に効率的なものですので皆さんにもぜひ試してもらいたいものの一つです。
そういった形で勉強ノートやスケジュールを作成してみると、「もっと記録を残したい、達成させたい」という思いが大きなモチベーションとなるばかりか、「こんなことをやった、できたと記録を残せた」という達成感を得られ、ポジティブな感情がどんどん湧いてくるようなります。

また、私が過去に行っていたときには1日の終わりに記載していたため、目標を定期的に振り返る事ができ、「自分が何をするのか何をすべきかという意味」を常に意識できました。
「ノルマまであと◯◯」と記載することで、目標に少しづつ近づいていると実感できたようにも感じます。
さらには、「ノートを作り上げたい」と思えるようになったことで、様々なことに積極的に取り組むようになりました。

最後に私から子供達に伝えたいことは、
「勉強する意味をしっかり認識すること」「実績の可視化による達成感を得るように努力すること」「勉強が『つまらない/辛い/面倒くさい』という感情から、『勉強に没頭できた、楽しい』と感じられるようになるために日々継続して工夫をしていって欲しいということです。

大倉山藍田学舎 学長 小野修一郎