【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『子供達の可能性を潰してしまう言葉 ① 』

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『知的好奇心とは?』

日々親御さん達は、子供達に様々な事を注意しながら生活をしていると思います。
例えば子供に、「〜しなさい」「〜やりなさい」「早くやりなさい」「何で出来ないの?」「ダメ」等々、一日に何回子供達に向かって言っていますか?
つい言ってしまうそういった言葉が、実は子供達のやる気や自信を奪ってしまうことに繋がっていくのです。

『間違った習慣が子供達の可能性を潰しかねない 』

お母さんの発する言葉の中で、「〜しなさい」「早く」「なんで出来ないの」「ダメ」は、最も頻度の高い言葉です。
子供達は、幼く未熟で注意しなければならない行動ばかりしますし、親の思い通りには動いてくれません。
そういったことから、何度も注意しているとつい声も大きくなりがちでしょう。
親とするとこういった状況では子供が将来困るから今のうちに何とかしなければという思いもあって、毎日のように「〜しなさい」「早く」「ダメ」が繰り返されるのだと思います。

『感情的に叱っても子供達にはしっかりと届かない 』

子供のためという思いから発していた言葉も次第に無意識化され、習慣的なものになってはいませんか?
さらにそれらの言葉は繰り返され、「なんで出来ないの」「どうして言うことを聞かないの」などと、感情の渦の中に巻き込まれてしまってはいないでしょうか?
そういった状況では親の言葉は子供達の心から遠く離れてしまいます。

子供達はやろうとしている矢先に「早く」「〜しなさい」と言われたり、せっかく頑張ったのに「何で出来ないの」「ダメ」などと言われては、やろうという気持ちが折れてしまいます。
心無い言葉は、効果がないばかりか逆に子供達を追い詰めてしまい、自信を喪失させてしまいます。

言葉をかける時は心を込め、何故かという理由をきちんと伝えるようにすることが大切なことです。
親がどうしてもという思いで伝えれば、子供達に必ず届きます。
子供達は親や大人達の言動に特に敏感で、親の状況や気持ちを素直に感じ取ろうとしています。
しっかりと子供達の気持ちを受け止めながら、子供達の心に自信や意欲を育てていけるような言葉をかけていきたいものです。

『「早く」「〜しなさい」と親の都合で子供達に効率を求めていませんか? 』

お母さん達は基本的に多忙です。
勿論、出来るだけ効率よく仕事を終わらせたいと思っています。
そのため、子育ても1つの仕事であると思いがちです。
そして、子供達の行動にもつい効率を優先し、「早く」「〜しなさい」と要求してしまうのでしょう。
自分自身の余裕のなさや、焦る気持ちを子供にぶつけてしまっているのかもしれません。
子供達の日常のペースよりも自分の効率を優先していることに気づくことが、まず大事ではないでしょうか?

『子供達は自分の分身ではありません。 』

「何で出来ないの」「ダメ」などの言葉を子供達に投げかけてしまう親御さんは、心配性であったり、完璧主義である傾向が強いことが特徴として挙げられるでしょう。
子供達の行動を見ていると、つい危なっかしくて心配になったり、自分の基準とかけ離れていて「ダメ」と注意してしまう事が多いと思います。
無意識のうちに「子供達は親の思った通りに動くもの」、「自分の子どもなのだからできるはず」などと無意識のうちに考えてしまうのかもしれません。
しかし子供たちは親御さん自身の分身ではありません。
自分が出来たことは自分の子供だから出来るなんてことはありません。

次回 『子供達の可能性を潰してしまう言葉 ② 』に続く

大倉山藍田学舎 学長 小野修一郎

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