【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『勉強してもわからないとイライラする理由は?②』
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勉強中に「わからない」とイライラすることを改善するためには?
勉強がわからないでイライラしてしまうときはどうしても出てきてしまいます。
そういう時はいったん冷静になり、今回ご紹介した5つの方法を試してみましょう。
つまずいている原因がわかれば、案外あっさりと解決するかもしれません。
【1】わからないことはすぐに調べる
わからない言葉等に出会ったら、考えるより先に「調べる」ことが一番です。
調べられる手段としては、勉強中であれば中高生は電子辞書が圧倒的に使いやすく速いでしょう。
勿論、インターネットを使って調べることも非常に効率的です。
瞬時に適切な情報を調べられる利点がありますが、インターネット上で得た情報は信頼できるものかどうかをしっかりと吟味する必要はあるでしょう。
ただ学習に関して言えば、正確な情報は電子辞書に加えて、問題集の解説書や用語集などの信頼できる資料を参照した方がより良いでしょう。
特に中高生は、学校生活に加え部活動、プライベートな時間と時間が限られています。
効率性を考えるとやはり、解説書等の方が合理的です。
そして、知りたい情報がすぐに得られることで精神的にも安定するでしょう。
【2】解説解答を見て勉強する
問題集に取り組んでいてどうしてもわからない問題に出会った場合、一定時間の思考の中で自分の手を使ってしっかりと取り組み、それ以上時間が掛かるようであれば解答・解説を読んで先に進むのも一つの方法です。
勉強で最も避けるべきことは、問題が解けず、長時間手が止まってしまうことです。
勿論、一つの問題に執着し時間をかけてでも考えなければならない時期や時間も必要です。
しかし一つの問題に時間を使いすぎると、テキストを最後まで進められなくなったり、そのままになってしまったりという非効率な状況を生み出しかねません。
問題集に取り組むときには、例えば「10分以内に解けなければ解答解説を見る」というような一問に対しての時間設定を明確化するルールをあらかじめ決めておくことが望ましでしょう。
ただし、次回類似問題に出会ったときは確実に解けるよう、解説をしっかり読み込む必要があります。
そういったことで少しでもストレスを減らして効率的に勉強することが大切です。
【3】問題集を替える
問題集が自分に合っていないことが原因で理解が滞ってしまうケースも多く見受けられます。
現状把握も出来ていない状態で、理想や見栄などから間違ったレベルの問題集を使っている子供達や、書店で中身も対して見ずに良いと思った問題集や参考書を衝動買いしてしまっている子供達は多くいることでしょう。
問題を解く上で大事なことは、今問題を目の前にしている自分の状態です。
自己分析なくして成績向上はあり得ないと思っています。
今の問題集や参考書を読んでもよくわからないと感じるのならば、まず自分のレベルに合った別の問題集を買うことを検討しましょう。
本来はあまり頻繁にテキストを替えるのはおすすめできません。
しかし、どうしても合わないと感じる場合や、より適したテキストが見つかった時は、必要に応じて問題集を替えましょう。
問題集などを買い替えるときは、自分自身の目で読み比べ、理想や見栄などは捨てて、今の自分に合うもの選びましょう。
基準としては基本的に内容の「7〜8割くらいわかる」レベルが望ましいでしょう。
次回 『勉強してもわからないとイライラする理由は?③』に続く
大倉山藍田学舎 学長 小野修一郎