【とにかく子どもの面倒をよく見る、大倉山藍田学舎学長からのメッセージ】『勉強を頑張っても成績が上がらない時に考える事②』

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『勉強を頑張っても成績が上がらない時に考える事①』

自分のレベルを知り、適切な問題を取り組むこと

前回のブログでも書いたとおり、反復学習は大事なのですが下記ような反復学習は試験での得点に繋がりにくい勉強方法です。

・既に書ける英単語や漢字を繰り返し書いている。
・得意分野の教科の簡単な問題ばかりをひたすら解いている。
・教科書や参考書を読むだけで、問題演習をしようとしない。

簡単に解ける問題や得意な分野・教科にばかり取り組んでいる時間は、「勉強時間ではなく作業時間」になってしまうことは多いです。
ある程度高校レベルの問題は解けるのに、中学校の基礎問題をひたすら反復したりする子は少なからずいます。
この例は全くの無駄にはならないですが、基礎の問題だけを数こなしても応用問題を解けるようになりません。
たしかに既に分かっている問題を解くのは気持ちもいいですし、ちょっとした成功体験です。
しかし、得点アップには全く繋がりにくいでしょう。
本当に「点数を上げたい・合格したい」と思うのであるならば、「解けない問題を見つけ出し、それを解けるようにしていく」ことです。
解けない問題に出会えるような自分にとって適切なレベルの教材に取り組まなければなりません。

自身のレベルに合わない問題を演習することは避けましょう。

もう1つ大事なことは、「自分の身の丈に合う問題を通してレベルアップを図っていく」ことです。

理想が高い子によくあるのが、基礎をおろそかにし自分の実力以上の問題だけを解こうとすることです。
例えば中学レベルの問題も解けない状態で上位大学入試の問題を無理やりこなそうとしますが、残念ながら非常に無駄なことです。

学力を上げるようになるには、しっかりと自分自身のレベルを見定めた上で取り組む事が大事です。
自分のレベル・目的に沿った問題をこなしていく中で「解けなかった問題を解けるようにする」ことで成績は上がります。
今後、今の自分の状況をしっかりと見定めた上で丁寧な反復学習、様々な問題集に目移りせずに1冊を完璧になるまで繰り返すこと、そういった上で解けない問題に積極的に取り組み、解けない問題を解けるようにすることこそ成績アップ・合格への近道となるでしょう。

自分にあった適切な努力と効率的な勉強法で、夢を叶えられるように頑張りましょう!

大倉山藍田学舎 学長 小野修一郎

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